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2009/04/17 UPDATE Candle JUNE × commmonsmart

広がれ、音と光のウェーブ Candle JUNE × commmonsmart コラボキャンドル commmonsは100万人のキャンドルナイトを応援します 6.20-7.7

※完全受注生産での販売となります。受注期間は5月11日(月)正午まで

Interview with Candle JUNE

さまざまなミュージシャンとの交流も深く、ライブステージや音楽フェスの空間演出などで活躍する一方、世界中の戦争被災地で火を灯す“Candle Odyssey”と呼ばれる旅をつづけるCandle JUNEさん。キャンドルとの出会いと歩み、そして音楽との関わり方について訊いた。

キャンドルに導かれて

―まず、キャンドルとの出会いについて教えてください。

10代の終わり頃、何のために生きているのか本気で悩んだ時期があって。食べることも寝ることも止めて、徹底的に自分自身と向き合おうと思ったんです。そんなときに会話のパートナーになってくれたのが、キャンドルでした。自分と向き合うための最適な環境を家の中で作り上げていたら、キャンドルの火と自分だけの空間がいちばん心地よくて。その頃は毎日、家でキャンドルを灯しながら自分と会話していましたね。当時はお金もなかったから、溶けたロウを使って自分で作ったりしていて。そのうちに友人にプレゼントしたり、レストランやイベントで灯したりするようになっていきました。

― そこから“Candle Odyssey”をはじめるに至った経緯を教えてください。

キャンドルに関する仕事は1994年から始めていたのですが、2001年にダライ・ラマが呼びかけた「世界聖なる音楽祭」というフェスティバルへの参加オファーを頂いて。“平和の火”という原爆の残り火を灯すため、会場である広島の厳島神社へ行ったんです。それをきっかけに、広島の原爆ドームや長崎などの日本の戦争に関わる場所に火を灯していって、自分なりに認識し直そうという旅を始めたんです。
そんなときにNYで9・11の事件が起こって。今思えば、そのときの日本のリアクションが、“Candle Odyssey”を本格的に始めるきっかけとなったような気がします。と言うのも……日本は唯一の被爆国であると同時に、近隣諸国に侵略行為を働いた国でもありますよね。そういう意味では、どこよりも世界に向けて平和を発信できる国だと思うのに、結局はアメリカの報復攻撃に協力してしまったじゃないですか。そこで自分の中に大きなズレが生じて。ひとりの日本人として、今の自分にできることは何かを考えた結果、広島や長崎で灯した平和の火をアメリカやアフガニスタンでも灯そうと思ったんです。

キャンドルで灯す平和への願い

―言葉や文章などではなく、キャンドルで平和を発信していこうと思ったのは何故ですか?

ひとつはっきりしているのは、言葉には限界があるということ。世界中の誰しも、平和を願う気持ちは変わらないはずなのに、それを言葉で伝えた途端、誤解や反発を生んでしまうことがよくあると思うんです。だから自分は、もっと言葉では届かない感覚を伝えていかないとダメだと思って。頭で考えるんじゃなくて、誰しもの心の中に本能的に眠っている優しさや愛っていうものを―ここで“愛”と口にしちゃうだけで薄っぺらく感じちゃうんですけど―そういう思いをもっと五感で届けて、受け取る人の心の奥からじんわりと生まれてくる感情に訴えかけないと、たぶん何も変わらないなって思うんですよね。もちろん、自分自身も言葉で急いで伝えたいと思うこともありますよ。でも言葉にしたあとに自分に帰ってくるモノが強いから。いつも言葉にするのは凄く苦労しますね。

―そういう意味では、キャンドルを灯すことと音楽を鳴らすことは似ている気がしますね。

まさに言葉の壁なんか越えてしまうのが音楽だと思うし、何よりも、幸せだという感覚を実感させてくれるものだと思うんですよね。平和って何かと考えたとき、平和じゃないことを意識する人のほうが多いじゃないですか。本当は平和なことが目の前にあるのに、わざわざ哀しいことや暗い方に目をやって満足できない気持ちになっている。でも音楽は、そういう平和な気持ちや幸福感を一瞬にして解放してくれて。ライブの間は幸せな気持ちを心から実感できるし、それをきっかけに、次の日の仕事に励めるようになったり、家族や友人に優しくなれたりすると思うんですよ。それは、キャンドルの火にも共通することなのかなと思います。キャンドルの火を見て、「この空間、なんだかよく分からないけど良い気分だな」と思ったら、それが平和な時間なのだと実感して欲しいし。そこから平和っていうものをちゃんと肌で感じて「より平和な世界を作るにはどうしたら良いんだろう?」と考えて欲しいんです。そうすれば、誰かを敵視したり戦争をしたりっていう考えも、自然となくなるんじゃないかなって思うんですよね。

 

Candle(L)

側面には教授のメッセージ、底面にはアナタだけのメッセージを

受注期間:2009年5月11日(月)正午まで

抱きかかえたくなるぐらい大きなベビーカラーのキャンドルの側面には、教授のオリジナル・メッセージをそれぞれ大胆にデザイン。底面には、お客さまご希望のメッセージを自由に入れることができます。(30文字まで)
世界でひとつのキャンドルとして、大切な日の贈り物にいかが?

※ひとつひとつ手作りのため、色味や模様に多少の誤差が生じます。ご了承ください。
*現在は販売を終了しております。

all you need is love + peace + music(L)

life is music, music is life(L)

open your ears(L)

LOVE & TREES(L)

 
 

Candle(S)

“commmonsらしさ”たっぷりの逸品

受注期間:2009年5月11日(月)正午まで

JUNEさんがcommmonsをイメージして特別に配合した乳白色をベースに、さまざまな色を上品に散りばめたキャンドル。底面には教授による4パターンのオリジナル・メッセージの中から、お好きなもの1つプリントしてお届けします。
ただ飾っているだけでも心が浮き立つ逸品です。

※ひとつひとつ手作りのため、色味や模様に多少の誤差が生じます。ご了承ください。
*現在は販売を終了しております。

all you need is love + peace + music(S)

life is music, music is life(S)

open your ears(S)

LOVE & TREES(S)

 

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