森づくりとカーボンオフセット

「カーボン・オフセット」は、企業活動等で排出されたCO2を再生可能エネルギーや森林の吸収によってオフセット(相殺)する脱炭素社会の構築に向けた取り組みの1つです。more treesは排出されたCO2を森林による吸収量で相殺する、森林由来のカーボン・オフセットサービスを提供しています。
森林由来のカーボンオフセットを活用することは、森林の新たな価値を生み出し、豊かな森をつくることにつながります。

mtマーク

more treesを通じて森林による吸収量を活用してオフセット(相殺)したことを証明するロゴです。森林への寄与したことが一目でわかる企業にも個人にも適用するmore treesのブランドアイデンティティです。

more treesの4つの活動

以下の4つのカテゴリーにおいて、具体的なプロジェクトを立ち上げていきます。 

  • 森をつくる:国内外で多様性のある森づくりを実施
  • 森と「人」をつなぐ:各地で森林の現状や課題について普及啓発活動や木材の魅力を伝えるワークショップを実施
  • 森から「もの」を届ける:オリジナルプロダクトやノベルティの制作、空間の木質化
  • 森と「空気」を変える:カーボンオフセットプロバイダーとして地域と企業をつなぐ

排出量の算定について

カーボンオフセット導入当初は、産業連関表による環境負荷原単位データブック(3EID)
を用いたインベントリ分析(IO-LCA)を用いて排出量を算定していました。
3EIDは項目と上代価格を照らし合わせることによって排出量を算定できるため、容易な方法である反面、たとえ同じ装丁であっても上代価格が異なると、排出量も異なると認識されてしまったり、上代価格が高くなればなるほど排出量が多いと算定されてしまうなどの特徴もあります。
こうしたことから、2008年9月24日リリースの作品以降は各プロセスのCO2排出量をLCA(ライフサイクルアセスメント)に準じた方法にて算出するようにしました。
また、適用する排出係数や算定式については、環境省の温室効果ガス排出量算定・報告マニュアルを参考にしています。
commmonsでは、常により実態に即した排出量の算定を心がけています。

オフセット実施情報