music BATON 第55走者:庄司信也 wrote:
元々親の部屋からビートルズやフォークなんかが流れているような家庭だったので、割と音楽は生活の中になんとなくあるものでした。自分で欲するようになったのは、小学4年生。当時のバンドブームも手伝い、Xやユニコーン、ブルーハーツ、永井真理子さんや森高千里さんなんかがお気に入りだった僕でしたが、雑誌で見かけたイギリスのセックス・ピストルズにカマを掘られることとなり、PUNKシーンにどっぷり浸かりました。ピストルズとの出会いは多感な思春期を迎えていた僕だったので、ショックすぎて、寝れませんでしたね、興奮して。そこからPUNKと隣接していたレゲエ、オンタイムでトレンドだったグランジ・オルタナ、ダンスホールレゲエからの影響でHIP HOP、その元ネタ探しでSOUL/JAZZなど、90年代に青春を過ごした者の、ある種の典型的な雑食型です。田舎出身なんで、ヤンキーいっぱいで絡まれるし、それがイヤでイヤで、僕に取っては音楽は祈りとか救いでした。都会に出てきて、ようやく心から音楽を楽しむことが出来ました。最近は相変わらず新旧洋邦ジャンル問わず雑食ですが、トリニーダードトバゴやブラジルのHIP HOPやブルガリア、ギリシャなどのPOPSなど、変なワールドミュージックを熱心に聴いてます。
庄司信也 Shinya Shoji
1978年生まれ
factory 1994のクリエイティヴ・ディレクター/YOUTH RECORDS代表
2005年、独立。レコード販売を中心とした若者文化屋・YOUTH RECORDS設立。
2007年、同店舗に飲食スペース併設のため移転、YOUTH RECORDS/kitchen WALTZ設立。この頃から平行して国内外の様々なアーティストのアートディレクトを行うようになる。2008年、3ピースバンドandymoriが所属する音楽レーベル YOUTH RECORDS LABEL発足。GOING UNDER GROUNDボーカル松本素生と共に、自主企画ライブ/DJツアー イベント「週末Diner」を主催。2009年、YOUTH RECORDS LABELの更なる活性を図るため、店舗をクローズ、同時にクリエイティヴ・チーム/制作会社 factory 1997を設立。自身では目下、アートディレクト、ミュージックプロデュース、選曲家、執筆業、プランニングなど、フィールドを選ばない活動をしている。2009年2月3日にandymori 2ndアルバム「ファンファーレと熱狂」リリース。
http://www.factory1994.com
http://www.youthrecords.com/
This CHOICE!
2010/02/25 UPDATE
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RHYTHM AND BLUES AT THE FLAMES
/ GEORGIE FAME&THE BLUE FLAMES60年代に青春を過ごした若者たちのヒップで貪欲な息遣いが垣間みれます。週に六日の労働を終え、一張羅のスマートな3つボタンに身を包み、紙入れには稼ぎたての週給を忍ばせ、ギネスやらバスペールエールやらスコッチやらを片手に、MODSの王子が繰り出す、米国から仕入れたばかりの真新しいクロいリズムに合わせ、夜な夜なステップを刻む。清く正しいブリテッシュ・ヤングの週末実況。こういうシーン全般に憧れちゃいます。
= アナログ盤が購入できるサイトにリンクします。オークションかも?
#056は「曽我部恵一」さんです。