music BATON 第64走者:森山未來 wrote:
それまではTubeが好きだったそうです。
3歳の時に家族中でMichael Jacksonに火がつきました。
東へ西へ、家族総出でマイケルを追いかけていました。
子守唄も「We Are The World」だったそうです。
もうずっと、自然に、Michael Jacksonがいた感じです。
去年、死ぬまでは。
中学生ぐらいになって、自身で掘り下げていくと必然的にMotownに行き着き、
そしてその周辺のBlack Musicを聴きあさりました。
僕にとっての音楽の基本はここだと思います。
音楽に限らず、何にでもそうなんですが、その作品の中に渦巻いているストーリーを感じるのがとても好きです。
その人の論理や考え方、生き方を少しでも感じてからまた作品に戻ると、更に広がりを増すように感じます。
まぁ、勝手になんですが。
作品によって思考を与えられ、哲学する。
そういうの、好きです。
そうやって自分の中で意識的であれ、無意識的であれ、繋がっていくのが好きです。
歌詞の言葉が井戸に投げる小石のように、
さりげなくも適切に選ばれていると、
これまでは移動中に大きなヘッドフォンを常に首にぶら下げていて、回りの騒音を遮断するかのように音楽を流し込んでしまうこともあったのですが、最近はあんまりそういう風に聴く気にならないことが多く、そういうときはヘッドフォンを耳にあて、何かを聴いている振りをしていろんな音を聴く今日この頃です。
森山未來 Mirai Moriyama
5歳からダンスを始める。ジャズダンス、タップダンス、クラシックバレエ、ヒップホップなどのダンスを始め、いくつかの舞台を踏み、99年「ボーイズ・タ イム」(パルコ劇場他)で本格的に舞台デビューを果たす。その後、多数の舞台経験を重ね、ドラマ「さよなら小津先生」、「ウォーターボーイズ」、「ラスト クリスマス」など話題作に次々と出演。
舞台・ドラマと活躍する中、2004年「世界の中心で、愛をさけぶ」で、サクの高校生時代を好演し、ブルーリボン賞・新人賞、日本アカデミー賞・優秀助演 男優賞、新人賞を総嘗にし、話題となった。近年では、自身が主演するダンスライブの演出も自ら手がけるなど、俳優業だけでなく、活躍の場を拡げている。
07年は、舞台「血の婚礼」、「キャバレー」、映画『スマイル 聖夜の奇跡』(陣内孝則監督)、08年は、ドラマ「刑事の現場」(NHK)、スペシャルドラマ「被取締役新入社員」(TBS)、映画『百万円と苦虫 女』(タナダユキ監督)、劇団☆新感線 SHINKANSEN☆RX「五右衛門ロック」、映画『20世紀少年』(堤幸彦監督)、ミュージカル「RENT」、09年は映画『20世紀少年~第2章~ 最後の希望』(堤幸彦監督)、『フィッシュストーリー』(中村義洋監督)、舞台「メカロックオペラ R2C2」(宮藤官九郎作・演出)、ドラマ「リミット-刑事の現場2 -」、『20世紀少年~最終章~ぼくらの旗』(堤幸彦監督)、初のストレートプレイ主演となる舞台「ネジと紙幣」(倉持裕作・演出)、舞台「変身」(ス ティーブン・バーコフ演出)に出演。
ドラマ、映画、舞台と活動の幅をとどめない。