「Ryuichi Sakamoto Playing the Piano - Norith Amerca Tour 2010」は、2010年10月17日(日)グレンサイド、ペンシルヴァニア公演から11月5日(金)ロサンゼルス公演まで、北米10カ所を巡ったピアノソロ・コンサート・ツアー。
演奏する曲目は直前まで決まっておらず、公演ごとにセットリストが異なるという、2009年の日本公演、ヨーロッパ公演と同じスタイルで行われました。
この10公演のうち、シアトル、ヴァンクヴァー、サンフランシスコ、ロサンゼルス公演ではUSTREAMによる無料配信が実施され、主要関係者と坂本龍一がTwitterでリアルタイムに話し合う様子が大きな話題となりました。
「Ryuichi Sakamoto | Playing the Piano from Seoul 20110109」は坂本龍一にとって約10年ぶりに韓国で行われたピアノソロ・コンサート。
この2公演も世界に向けてUSTREAM配信およびユーザーによる自発的パブリックビューイング(プロジェクト名:Skmts)が実施され、ソーシャルメディアの夜明けと賞賛されました。
北米、韓国公演とも配信のトータル・ヴュー数が20万を超えるなど、坂本龍一ファンのみならず、たくさんの方に無料で楽しんでいただいた上記6公演。このラインナップの中からヴューワーの方による「お好きだった曲」「印象に残った曲」投票を実施いたします! あなたも一緒に“Viewer's Best Album”を作ってみませんか?
Ryuichi Sakamoto Playing the Piano - Norith Amerca Tour 2010
Ryuichi Sakamoto | Playing the Piano from Seoul 20110109
これまで「一期一会」のコンセプトの元、一切公開されてこなかった北米ツアーと韓国公演の全公演のUSTREAMアーカイブを、本企画のために一挙公開!
すべてノーカットでお届けいたします。
各公演のアーカイブページに、各アーカイブにおける曲目(セットリスト)とその再生時間を掲載しました。
投票の参考にご覧ください!
このたびの投票結果を楽しみにしているという坂本龍一より、
ツアーベストアルバムのリリースに寄せてコメントが届きました。
■昨年の北米ツアー、また今年の頭に行われた韓国公演はUSTREAMで生中継され大変話題になっていましたが、どのような気持ちで演奏されていましたでしょうか?
演奏する時は基本的に鍵盤だけを見つめて、なるべく邪念が入らないようにしています。
しかしそうは言ってもお客さんがノってくれているかどうかは気になりますし、
ノってくれていればもちろんそれはこちらに伝わりますので「もっとよい演奏を」
という大きな動機づけになります。
■この北米ツアー、韓国公演で印象に残っている出来事があれば教えてください。
北米ツアーでは古川さんが一人で見に来るというので、気軽に
「じゃあ、一人でユーストしてください」
とお願いしたところから、大変なことになってしまいました。
数時間後には平野くんも来ることになっていて。
その熱気が年を越した韓国公演にもつながることになりました。
時はちょうどソーシャルメディア華やかなりし頃。
懐かしいなあ。
特に311前なので、今昔の感あり。
■これから投票いただくファンの皆様に、ひと言メッセージをお願いします。
1年もたっていないのに、なんだか遠い昔のことのようでもありますね。
311を経て、また違った意味を感じ取れるのかもしれません。
ぜひどしどし投票してください。
楽しみにしてます!
坂本龍一の最新ツアーベストアルバムについてつぶやいてみませんか? 「思い入れのある楽曲」「ベストアルバムへの想い」「USTREAM配信の思い出」などご自由にどうぞ。ハッシュタグは #skmts です!!
時代小説家・滝口康彦の小説『異聞浪人記』を、三池崇史監督が時代劇初の3D作品として制作した『一命』。貧しいながらも愛する人と共に生きることを願い、武家社会に立ち向かった侍2人の生き様が描かれたこの作品の音楽を坂本龍一が手がけました。フランソワ・ジラール監督作『シルク』(2008年)以来、約3年ぶりに手がける映画音楽となります。
【収録内容】
01: Harakiri Opening
02: Pride of Samurai 武士の面目
03: Harakiri 切腹
04: No Way Out 逃げられない
05: What for? 何しに来た?
06: Small Happiness 小さな幸福
07: Fishing 釣り
08: Private Elementary School 寺小屋
09: Mother and Baby 母と子
10: God of Death 死神
11: Losing 喪失
12: Wake Up 我にかえる
13: Sweets 菓子
14: In the Courtyard 中庭にて
15: No Topknots 髷がない
16: The Red Armor 赤備えり
17: Reminiscence 回想
18: Harakiri Endroll
佐渡 裕×沢井一恵×坂本龍一による「箏とオーケストラの協奏曲」がリリース! 坂本龍一が箏奏者・沢井一恵のために書き上げた、自身初となる箏とオーケストラの協奏曲です。2010年5月16日『題名のない音楽会:坂本龍一~箏の魅力』で放映され「第17回日本プロ音楽録音賞」を受賞した演奏を収録いたしました。
【収録内容】
01: 1st movement - still
02: 2nd movement - return
03: 3rd movement - firmament
04: 4th movement - autumn
05: グバイドゥーリナ:樹影にて ~アジアの箏と
オーケストラのための~
全5曲収録予定 約52分収録予定
※1~4坂本龍一:箏とオーケストラのための協奏曲
指揮:佐渡 裕、箏:沢井一恵
演奏:兵庫芸術文化センター管弦楽団
坂本龍一のアルバム『御法度』『out of noise』『一命』にも参加している笙奏者・東野珠実によるアルバム。近世依頼西洋アカデミズムの系譜でとりあげられモダニズム・ミニマリズム、アンビエント、ノイズなどの音楽要素を包括するだけの内容が現されています。坂本龍一によるリミックスも必聴です!
【収録内容】
<Disc-1>
01: 壱越調 (いちこつちょう)
02: 双調 (そうじょう)
03: 黄鐘調 (おうしきちょう)
04: 平調 (ひょうじょう)
全4曲収録予定
<Disc-2>
01: 盤渉調 (ばんしきちょう)
02: 太食調 (たいしきちょう)
03: 象牙の笙による『平調 (ひょうじょう)』
04: 坂本龍一 Remix『太食調(たいしきちょう)』(仮)
全3曲4ヴァージョン収録予定
計 約2時間10分収録予定
2010年暮れに行われた全国ツアーがDVD化!!
WOWOW生中継ではOAしなかった未公開映像も収録しました!
何かにつけ音楽活動を共有し、互いに刺激しあってきた旧知の中の2人だけがステージに立つという究極のミニマル空間で追求された「うた」は、改めて音楽の力、歌の持つ美しさを感じさせてくれます。
【収録内容】
01: Tango
02: 美貌の青空
03: 3びきのくま
04: 赤とんぼ
05: 夏色の服
06: energy flow
07: high heels
08: 鉄道員
09: a life
10: 四季
11: merry christmas mr.lawrence
12: 色彩都市
他 収録時間未定
坂本龍一+編纂チーム選
『いまだから読みたい本――3.11後の日本』
東日本大震災。誰もが立ちすくんだあの日以降、不安に打ち勝つために「いまだからこそ読むべき本」を互いに読み返し、共有し合った。本書はそのリストを編纂チームが精選し、心にしみる文章を収録した短編集です。9・11をNYで体験し、従来も戦争や核の問題などに、社会的発言や活動を繰り返してきた坂本龍一からの日本へのメッセージも収載。巻末に編纂チームによる、もっと読みたい古今の名著のBOOKガイド付き。
【収録作品筆者】
茨木のり子(詩人)、竹村真一(文化人類学者)、セヴァン・カリス=スズキ(環境運動家)、丸山眞男(政治学者)、小田実(作家)、手塚治虫(漫画家)、スベトラーナ・アレクシエービッチ(ジャーナリスト)、伊丹万作(映画監督)ほか
Yellow Magic Orchestra
『TECHNODON IN TOKYO DOME』
Yellow Magic OrchestraファンからDVD化が熱望されていた復活ライブ『TECHNODON IN TOKYO DOME』DVDが、EMIミュージック・ジャパンよりついにリリース! 1993年6月に東京ドームで行われたライブを収録した本作は、アートワークも新装となり、三浦憲治撮影による未発表写真が使用されます。
【収録内容】
未定
ザ・ビートニクス THE BEATNIKS
『LAST TRAIN TO EXITOWN』
YMOの高橋幸宏とムーンライダーズの鈴木慶一による断続的で伝説的なユニット・THE BEATNIKSの最新作がEMIミュージック・ジャパンより入荷! 結成30年の年にお届けする、前作から10年ぶり通算4枚目のオリジナルアルバムです。“怒り”を感じた時にリリースをする彼らによる全く新しい音作りをお楽しみください。
【収録内容】
01: A Song for 4 Beats
02: Ghost of My Dream
03: Go and Go
04: 戸棚の中のグロテスク Gromanesque in The
Closet
05: カットアップだ! 我らの実存 Cut Up Our
Existence
06: Didn't Want To Have To Do It
07: Camisa De Chino
08: Come Around The Bends
09: Around The Bends
10: 最終出口行き Last Train to Exitown