坂本龍一のお誕生日である2024年1月17日に『坂本龍一「async」premium night - お誕生日おめでとう、教授!2024 -』が開催されました。開催した109シネマズプレミアム新宿は、坂本龍一が音響監修した映画館です。
数に限りのあるチケットは即完でしたが、commmons特派員がイベントの様子をご報告いたします!
この日は、commmons: Vinyl Collectionの「async」と「ASYNC - REMODELS」のアンコールプレス発売日でもありました。お手元に届きましたでしょうか。
数量限定になりますが、各店舗、ECショップでもお買い求めいただけますので、ぜひチェックしてみてください。
async [2017年作品]
https://commmons.lnk.to/async
ASYNC - REMODELS [2018年作品]
https://commmons.lnk.to/asyncremodels
作品詳細は > https://www.commmons.com/whatsnew/artists/sakamotoryuichi/202310060910.html
開演の1時間前から109シネマズプレミアム新宿のラウンジが利用でき、ラウンジはポップコーンの香りに包まれていました。109シネマズプレミアム新宿のメイン・ラウンジの音楽や開場を知らせるチャイムは、坂本が生前この映画館の為にかきおろしたもの。ここだけしか聴けない音源に耳を傾けながら過ごしました。
イベントが行われるシアター7の入口には、「教授おめでとうボード」が!付箋でメッセージを貼り付けることができます。イベントの休憩時間ごとに付箋の数が増えていき、教授やイベントへの温かい言葉をたくさんいただきました。こちらのボードは、イベント終了後坂本龍一事務所へ贈られます。
開場アナウンスがされて、入口では”スペシャルなお土産”の「Moon Calendar 2024 手ぬぐい」が配布されました!
坂本龍一のさまざまなプロジェクトでご一緒してきたグラフィックデザイナー・長嶋りかこさんが、『坂本図書』(https://www.sakamoto-library.com/)のオリジナル・グッズとしてデザインした「Moon Calender 2024」をプリントした手ぬぐいです。
イベント参加者だけの為に作られたこのサプライズなお土産に、大変喜んでくださる方もいて嬉しくなりました!
お揃いの手ぬぐいで、満月の夜は坂本龍一と作品に思いを馳せてみましょう。
灯りを落としてアナログプレイヤーでの試聴が行われました。「日本で一番音の良い映画館!」と坂本が太鼓判を押したこの劇場だからこそ味わえる極上の音響で、「async」をアナログならではのノイズも楽しみながら、静かにゆっくりと視聴しました。
休憩を挟み、東日本大震災で被災したピアノとの出会い、最初の癌との日々、そして闘病を経て発表したオリジナル・アルバム「async」ができるまでの日々を追ったドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: CODA』の上映が始まりました。
2017年春「async」発表直後にニューヨーク パーク・アベニュー・アーモリーで行われ、世界でたった200名だけが目撃した幻のライブを記録した映画『坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK: async』の上映も。
映画のエンドロールの後、スクリーンには「Happy Birthday! お誕生日おめでとう、教授!」の文字が映し出され、自然と拍手が沸き起こりました。
9階ショップには、坂本龍一作品、commmons作品がたくさん置かれています!当日限定で「andata」の楽譜も販売。もちろん1月17日発売の「async」「ASYNC - REMODELS」のアンコールプレスも。イベントにお越しいただけなかった方もご都合の良い時に足を運んでみてください。
参加いただいたみなさんと過ごした4時間半のピースフルな時間。また来年もどこかで教授のお誕生日をお祝いしたいですね。