2024年2月23日から25日にかけて、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]にてMicro Ambient Music Festivalが開催中です。
commmons特派員が初日の第二セッションに参加してきましたので、現地レポートをお届けします!
会場は3つに分かれており、それぞれ時間をずらしてセッションが行われます。
第一会場は、生音や単一スピーカーによるアコースティックな響きを体感するスペースとして、電子機器を通さない楽器そのものの「生音」や、PAを介さない単一スピーカーによるアコースティックな音の響きを堪能するスペースでした。
大城真さんによる第二セッション。重なっていったり減っていったりしながら推移していくノイズをただ聴いていました。最後の音がなくなると、会場には拍手が湧き起こりました。
隣の第二会場は、暗闇の中に配置されたマットレスに横たわりながら聴く会場でした。ぼーっと頭の中を空っぽにしながら聴けたら良いですよね。自分の整理番号に対応するマットレスを見つけた人から、横にゴロンとしてリラックスムード。マットレス席ではないお客さんは、周りの椅子で鑑賞します。
クリストフ・シャルルさんによるパフォーマンスは、スピーカーシステムから立ち上がる音に包まれ、マットレスの上で安らぎながらの特別なライブでした。全身で音を浴びれますね。自然の音も交えた気持ちの良いサウンドで私もウトウトと……。
第三会場は、会場中央に設置されたステージで、PA(ZAK)による音づくりとバンド・パフォーマンスを体感するステージでした。
2009年より坂本龍一のサウンド・エンジニアを務めたZAKさんは、最近配信リリースされた『async - immersion 2023』のミックス、プロデュースも務めました。
坂本龍一『async - immersion 2023』
配信リンク:https://commmons.lnk.to/async2023
The Factorsが暗闇の中で360°見渡せるステージ上で、演奏と歌唱によるライヴ・パフォーマンスを行ないます。
後半にかけて圧倒のパフォーマンスで魔法にかかるようでした。
3ステージを聴いて、教授が聴いたらきっと大喜びしていたんだろうなと。そんな作品・ライブでした。
Tribute to Ryuichi Sakamoto "Micro Ambient Music” vol. 1 は、5/29より隔月でcommmonsよりリリースいたします。
予約は3月末に開始予定です。SNSをフォローしてお待ちください!
また、「みんなの推薦コメント企画」と題し、リリースに伴い、『Micro Ambient Music』を既に視聴されたみなさまの感想やお言葉をcommmonsのSNSでご紹介させていただきたいと考えています。
CDのビニール包装の外側に貼られているシールを"外貼りシール"と呼んでいます。
『Micro Ambient Music』のジャケット写真にデジタル上で、みなさんのお言葉を"外貼りシール"に掲載して公開する予定です。書籍に巻かれている"帯コメント"のように、『Micro Ambient Music』を先に視聴されたみなさまの生の声(推薦コメント)を他のリスナーにお届けしたいと考えています!
ご協力いただける場合は、以下に感想・コメントをぜひお寄せください。
https://forms.gle/74SiU9ZS1SLL8xbR9
撮影:山口真由子
写真提供:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]