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2009/04/17 UPDATE Candle JUNE × commmonsmart

広がれ、音と光のウェーブ Candle JUNE × commmonsmart コラボキャンドル commmonsは100万人のキャンドルナイトを応援します 6.20-7.7

ココロとカラダに馴染んでいく感覚

―アロマキャンドルなどが一般的に多い中、JUNEさんは一貫して形もシンプルで香りのないキャンドルを作られてますよね。その理由は何ですか?

誰しもが使いやすい物でありたいな、というのがいちばんの理由ですね。特に、日本には四季の香りがあるじゃないですか。そう考えたときに、香りのないキャンドルのほうが使いやすいと思ったんです。花の香りやワインの香りを楽しみながらキャンドルを灯して、シチュエーションそのものを楽しんで欲しいなあと。あとは、キャンドルが自分に馴染んでいく感覚を味わって欲しいという気持ちもありますね。キャンドルって、ちゃんとケアしていくと育てているような感覚になっていくんですよ。それこそパーティーで朝まで灯してドロドロに溶かしちゃう人もいれば、丁寧に灯しつづけて溶けたロウを調整して「しっかり育てています」みたいな人もいて。手に取った人がどういう時間や場所をキャンドルと過ごすかで、キャンドル自体のカタチも変わってくるんです。まさに植物や動物を育てているような感覚に近いというか。その辺も味わって欲しいので、なるべくシンプルなものにしています。

―そんな中でも、敢えてJUNEさんがオススメするとしたら、どんなシチュエーションで使っていただきたいですか。

まずは何よりも安全第一ですね(笑)。やはり火を扱っている以上、決して安全なものではないので、ある程度の緊張感を持って灯してもらった方が、その時間を心から楽しめるような気がします。あとは、できれば灯すときと消すときにお願いごとをして欲しいですね。電気を消してロウソクの灯りで過ごすということは、非日常になるわけじゃないですか。そうすると、体内の神経系統に普段とは違う信号がわたって、身体全体がクリアになると思うんですよ。さらに、いろいろと悩んでいたこともシンプルに考えられるようになる。その状態で「明日からこうしよう」と何かを願って火を消すと、その願いが叶いやすくなるような気がするんですよね。
プレゼントをするにしても、なるべくラフにして欲しい。誕生日プレゼントだったら、綺麗にラッピングして渡すのではなく、本人の前で火を灯してハッピーバースデーを歌いながら火を灯してあげるとか。そのほうが思い出にもなるし、もらった人も気軽に使いやすくなると思うんですよ。やはりキャンドルであるからには、使われないままでいるよりは、ちゃんと使って欲しいので。それにプレゼントした方も、「そういえばこれ、お誕生日パーティーのときに誰々からもらったな」と思い出しながらもらった人がキャンドルを灯してくれたら、嬉しいと思うんですよね。ちなみに僕もよくプレゼントしていましたよ。「君のココロにともしびを」なんて(笑)。まぁそれはキザすぎるかもしれないけれど、バーなんかで飲んでいて名刺代わりにキャンドルを出すのも、粋で良いんじゃないかと思います。

インタビューアー・文/斎藤美穂
写真/名和真紀子

PROFILE

Candle JUNE(ELDNACS)
94年からキャンドルの制作を始め97年からギャラリーやサロンなどでエキジビションを開催し各地でキャンドルを灯し始める。01年に広島で「平和の火」を灯してから「Candle Odyssey」 と称する争いのあった地を巡り火を灯す旅が始まる。アメリカを横断往復、N.Y,グランド・ゼロで火を灯し、その後アフガニスタンへ。国内各地を灯しながらも、カンボジアの 孤児院を巡ったり、テロ事件のあったロンドンも訪れる。05 年からは終戦記念日に中国チチハルでも火を灯す。また新潟中越地震被災地川口町でもイベントを開催。
これからも悲しみの生まれた場所を灯し続ける。

■Candle JUNE公式サイト:http://www.candlejune.jp/
■ELDNACSショップ情報:http://www.candlejune.jp/eldnacs_shopinfo.html
☆4/18~5/10まで展示販売会を開催!

editor's note

代々木上原にあるCandle JUNEさんのお店「ELDNACS」で行われた今回の取材。「目の前のヒトやモノを慈しむことで“平和”を感じて欲しいんです」とインタビューでもおっしゃっていたように、約15坪の小さな店内は、JUNEさんとスタッフさんの愛情が注がれたキャンドルやアクセサリー、家具やオブジェがギッシリ。あたたかな空気で満ちあふれておりました。
さらに取材後にも心あたたまるエピソードが。撮影が終わって早速キャンドルを購入するカメラマンとデザイナー。その様子を見たcommmonsmart編集長のWが、「俺も欲しい!」と言って大中小3つのキャンドルを店内のベンチに並べはじめます。実は昨年12月に待望の第一子を授かったW。大中小3つのキャンドルを、自分と、奥さまと、愛娘に見立てて購入しているのでした。「こっちがいいかな、やっぱりピンクのキャンドルの方がいいかなぁ」とつぶやきながら、アレコレ悩む40代男性がひとりと、その姿をほほえましく見守るJUNEさんほかスタッフ一同。するとJUNEさんが「こういう瞬間が何よりもしあわせなんですよね」とポツリ。
なるほど納得。JUNEさんが語る“平和”とはこういうことなのかと身をもって実感できた一幕でした。

 

Candle(L)

側面には教授のメッセージ、底面にはアナタだけのメッセージを

受注期間:2009年5月11日(月)正午まで

抱きかかえたくなるぐらい大きなベビーカラーのキャンドルの側面には、教授のオリジナル・メッセージをそれぞれ大胆にデザイン。底面には、お客さまご希望のメッセージを自由に入れることができます。(30文字まで)
世界でひとつのキャンドルとして、大切な日の贈り物にいかが?

※ひとつひとつ手作りのため、色味や模様に多少の誤差が生じます。ご了承ください。
*現在は販売を終了しております。

all you need is love + peace + music (L)

life is music, music is life(L)

open your ears(L)

LOVE & TREES(L)

 
 

Candle(S)

“commmonsらしさ”たっぷりの逸品

受注期間:2009年5月11日(月)正午まで

JUNEさんがcommmonsをイメージして特別に配合した乳白色をベースに、さまざまな色を上品に散りばめたキャンドル。底面には教授による4パターンのオリジナル・メッセージの中から、お好きなもの1つプリントしてお届けします。
ただ飾っているだけでも心が浮き立つ逸品です。

※ひとつひとつ手作りのため、色味や模様に多少の誤差が生じます。ご了承ください。
*現在は販売を終了しております。

all you need is love + peace + music(S)

life is music, music is life(S)

open your ears(S)

LOVE & TREES(S)

 

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