この冬、commmonsが新たに提案するアイテムは「編みぐるみ」!
坂本龍一イチオシのクリエイターである編み師・203gowさんとのコラボレーションにより、
見ているだけで肩の力が抜けてしまうような愛らしいプロダクトが完成しました。
これまでの「編みぐるみ」の概念を覆すようなアプローチで、
日々の生活にほのかな笑いと、癒しと、ハッピーをプラスしてくれる203gowさんの作品たち。
その摩訶不思議な魅力を、インタビューから導き出した4つのキーワードから紐解きます。
大仏、たこ、ししおどしなど、およそ編みぐるみとはかけ離れたモチーフを次々とカタチにしていく203gowさん。そこには「可愛らしい」という印象で括られがちな従来の編みぐるみとは異なる、驚きと笑いが満ちあふれています。
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妙にご利益ありそう?な
編み大仏様 -
ししおどし、灯篭、錦鯉の日本庭園3点セット
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納豆は、しっかり糸まで引いてます。
「常に下らなくあることを考えています。編み物って基本的にカワイイものとして捉えられがちじゃないですか。でも、もっといろんな要素があってもいいと思うんですよ。驚きとか、感動とか、それこそ笑いとか。なので、編み物=カワイイという凝り固まった価値観をほぐして、次のトビラを切り拓き感じは常にもっていますね」
モチーフがおもしろくても、作品自体の完成度が高くなければその魅力は半減します。
その点、203gowさんの作品は驚くほどリアル。毛糸で編まれたものとは思えない、異常なほどのリアルさが、作品のおもしろさを倍増させています。
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たこは足と足の間の膜までリアルに再現
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もはや本物と区別が付かない!? 懐かしのレモン石鹸つき蛇口
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細かな部分まで作りこまれたドラゴンは、ものすごい迫力!
「例えばタコを編むにしても、キャラクターっぽくかわいいタコを編む人はたくさんいるんですけど、私みたいに足と足の間の膜まで編む人はあまりいないみたいで。そこはよく驚かれます。リアルさをどこまで追求できるかというのは当面の目標でして。カワイらしいものと思われがちな毛糸で、いかにグロテスクなものを編むか。今はその挑戦の途中段階ですね」
編み物をはじめたきっかけを「たまたま近くに毛糸があったから」と語る203gowさん。
そんな彼女だけに創作スタイルも自由気まま。創作中も毛糸と語り合いながらどんどんカタチを変えていくことで、最終的には当初の想像を超えたカタチが生まれたりもします。
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ご自宅の棚にはカラフルな毛糸がギッシリ
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かぎ針など。ほとんどの作品が、このシンプルな道具から生み出されています
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色とりどりの元祖たこきのこ
「1番はじめのイメージがそのまま作品になるとは限りません。編みながら右に行ってみようとか、左に行ってみようとか、毛糸の行きたい方向に行ってみようとか、そうやって遊びながら編むことでかえって突拍子もない形が生まれたりもするので。丸くしたかったのに尖ってしまったり、ちょっと変なカタチになったりしても、それを生かしたカタチ変えてしまう。そのほうが最終的におもしろいモノができたりするんですよね」
203gowさんの住まいは岐阜県岐阜市。都内での仕事のたびに上京している203gowさんにとって、一見すると不便に感じられがちな地方暮らしも実は大きな特権だったりします。
作品全体にただよう素朴で生き生きとしたオリジナリティは、地方暮らし故に生まれたモノなのかも……。
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203gowさんの自宅には所狭しと作品が置かれています
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きのこは203gow作品の代表的なモチーフのひとつ
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これぞ大作!腰かけることもできる切り株
「こっち(岐阜)に住んでいると、おもしろいものにいっぱい出会えるんですよね。変なカタチの虫とか、見たこともないような葉っぱとか……。それこそ自分の想像を超えたようなカタチのものがゴロゴロある。そういう感覚って、都会ではなかなか味わえないと思うんですよね。都会って、どこか直線的なイメージがあるから。だから、ちょっと歩けば山や川がある環境に住んでいろんな石や植物を見て作品のヒントにできるのは、むしろ田舎の特権だと思っています」
203gowさんの作品をたまたま目にした教授が、大きな感銘を受けたことから始まった今回のコラボレーション。同じく教授が主宰を務める森林保全団体「moreTrees(モア・トゥリーズ)」でも、203gowさんとのコラボレーションが実現しています。
その名も、ISETAN LIVING×moerTrees「鳩時計コレクション」。間伐材から作られた鳩時計を50人のクリエイターがカスタマイズするという、このイベント期間中、203gowさんがカスタマイズした鳩時計が伊勢丹新宿店のショーウインドウを飾りました。
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伊勢丹新宿店のショーウィンドウに飾られた作品
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まるでひとつの森のような鳩時計
「ある日突然、『アナタの作品はすばらしいです 坂本龍一』っていうメールがPC宛に届いてビックリして。まさか本人のはずはない、イタズラだろうと思ってしばらく返信せずにいたんです。そうこうしているうちにmoreTreesの担当者からご連絡をいただいて。あのメールは本人だったんだ!と思って慌ててメールを返信しました(笑)。いまだに信じられない気持ちでいっぱいですが、(坂本さんに作品を見ていただいたことで)こうやっていろんなプロジェクトに参加できることは光栄ですね。今後もいろんな方々と出会う中で、それこそ私ひとりではできないようなおもしろいことも沢山できていければなと思います」
編み師・203gow
かぎ針編みから「へんなあみもの」を作ることが生きる道。
海の生き物、森の生き物、さらには水道の蛇口(!)まで、そのレパートリーは多種多様。
10/21~11/10まで伊勢丹新宿店で実施されていた「伊勢丹リビング×moreTrees鳩時計コレクション」でも、斬新な鳩時計を発表して大きな話題を呼んだ。
いま、TVや雑誌などのメディアからも注目を集める最もユニークなクリエイターのひとり。
203gowさんの手元にズームイン!
~RSバッチとたこきのこは、こうして作られる~
203gowさん考案によるcommmons
編みぐるみシリーズ
※本商品のお届けは、
2010年2月中旬を予定しております。
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たこきのこ
販売を終了いたしました。
ストラップ203gowさんオリジナルキャラクターであるたこきのこを、坂本龍一考案のオリジナルカラーで編み上げました。“たこ”とも“きのこ”とも似ているようで異なる摩訶不思議なフォルムは周囲の注目を浴びること間違いなし。カサの裏には「commmons」の刺繍が施されています。
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mmm3
販売を終了いたしました。
コモンズバッチ「commmons」の3つの「m」をモチーフとして203gowさんが編み出したオリジナルキャラクター。どこか植物のようにも見えるシュールなフォルムに癒されます。ファッションのアクセントにする他、お部屋のインテリアとして飾っても◎。こちらの裏にも「commmons」の刺繍が。
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RSロゴバッチ(小)
坂本龍一のRSロゴをモチーフにしたバッチの小サイズver.。刺繍とは思えないほどリアルに再現されたRSロゴからは、203gowさんの丁寧な仕事ぶりが窺えます。真っ白な毛糸で編み上げた飾りも高級感たっぷり。コサージュのように胸元につけて自分なりのオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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RSロゴバッチ(大)
販売を終了いたしました。坂本龍一のRSロゴをモチーフにしたバッチの大サイズver.。大きいサイズのこちらは、さらに繊細でゴージャスな飾りが施されています。その技巧のすばらしさを、ぜひ実際に手にして確かめてみてください。
同時発売!my commmons chopsticks
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my commmons chopsticks
(ウエンジ) -
my commmons chopsticks
(鉄木)
commmonsmartオリジナル“my commmons”シリーズに、エコ箸が登場!
「my chopsticks」のメッセージと、坂本龍一直筆の五線譜がプリントされた箸袋は、持ち運びやすさと使いやすさにこだわったシンプルなデザイン。握りやすい八角形の箸は、ウエンジと鉄木の2種類からお好みで。
※本商品のお届けは、2010年2月中旬を予定しております。
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“Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2009 featuring Taeko Onuki”の一部公演会場にて、上記の編みぐるみとmy commmons chopsticksを数量限定にて特別販売!!
お馴染みのmy commmons t-shirts、mug、towelのほか、『ryuichi sakamoto playing the piano 2009_out of noise -tour book CD』も販売。ご来場の方は、ぜひグッズ売り場を覗いてみてくださいね。 -
12/22(火) 横浜みなとみらいホール
12/23(水) 日比谷公会堂
12/25・26・27(金・土・日)
東京国際フォーラム・ホールC