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佐渡裕 + 沢井一恵
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沢井一恵(筝)
宮城道雄に師事。東京芸術大学卒業。沢井忠夫と共に沢井箏曲院設立。現代邦楽で活躍する一方、作曲家の一柳慧、打楽器の吉原すみれと結成した「トライアングル・ミュージック・ツアー」「沢井一恵・箏・360°の眼差し」、ジョン・ゾーン、高橋悠治プロデュースによるリサイタルなど多彩な実験的活動を展開。
NYのBANG ON A CANフェス、ウィーン、パリ市立劇場、メールスJAZZフェス(独)、ミュー
ジック・アクション(仏)などより招聘を受け、各ジャンルでのコンサートを通し、古典に始まる日本伝統楽器としての箏と西洋音楽、現代音楽、JAZZ、即興音楽などとの接点を探求。その過程で出会った、ジョン・ケージ、ロシア人作曲家ソフィア・グバイドゥーリナとの共同作業、即興演奏を経て、箏コンチェルト(NHK交響楽団委嘱)へと発展、アメリカツアーを行う(NYカーネギー、ボストンシンフォニーホールなど全6公演)。その後、ロシア国立管弦楽団との協演など世界中の音楽シーンで箏音楽の真価を問い続けている。
佐渡 裕(指揮)
京都市立芸術大学を卒業後、1987年のタングルウッド音楽祭に参加。
その後、故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。
89年、新進指揮者の登竜門として権威あるブザンソン指揮者コンクールで優勝し、国際的な注目を集める。
95年、故レナード・バーンスタインを記念して開催された「第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール」で優勝し、「レナード・バーンスタイン桂冠指揮者」の称号を授与される。
現在ヨーロッパの拠点をベルリンに置き、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ケルン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、バイエルン放送交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、RAIトリノ・イタリア国立放送交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団などヨーロッパにて一流オーケストラへの客演を毎年多数重ねている。
03年7月「エクサン=プロヴァンス音楽祭」でのヴェルディ《椿姫》公演(演奏:パリ管弦楽団)や07年7月「オランジュ音楽祭」でのプッチーニ《蝶々夫人》公演(演奏:スイス・ロマンド管弦楽団)など海外でのオペラ公演でも実績を重ねており、10年2月にはトリノ王立歌劇場にてブリテン《ピーター・グライムス》を8公演指揮し大成功を収めた。
2011年5月にはバイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の定期演奏会にデビューを果たし、ドイツを中心に今後の活躍が一層期待されている。
国内では兵庫県立芸術文化センター芸術監督、シエナ・ウインド・オーケストラの首席指揮者を務めるほか、オリジナル・コンサート「佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサート」や「サントリー1万人の第九コンサート」を99年以降毎年指揮。CDリリースも多数あり『ベルリオーズ:幻想交響曲(パリ管弦楽団)』『マーラー:交響曲第5番(シュトゥットガルト放送交響楽団)』「ドヴォルザーク:交響曲第9番《新世界より》(ベルリン・ドイツ交響楽団)』『チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(BBCフィルハーモニック/ピアノ:辻井伸行)』などの海外オーケストラとの共演CD、シエナ・ウインド・オーケストラを指揮した『ブラスの祭典』シリーズなどが大ヒット・セールスを記録している。著書に『僕はいかにして指揮者になったのか』(新潮文庫)、『僕が大人になったら』(PHP文庫)などがある。