坂本龍一完全監修による「音楽の学校」、音楽全集“commmons: schola”シリーズ。 第2巻は、Jazz(ジャズ)。
選者は、坂本龍一との交流も深く、日本ジャズ界のトップ・スターとして、フリー・ジャズムーブメントを牽引してきたピアニスト、山下洋輔。
デキシー/プレ・モダン・ジャズや、60年代的モダン・ジャズ、フリー・ジャズも取り入れた王道的な楽曲群を中心に”ジャズの歴史”を掘り下げます。
- 「ベイズン・ストリート・ブルース」 / ルイ・アームストロング [1928年録音]
- 「チャイナ・ボーイ」 / ベニー・グッドマン [1936年録音]
- 「ワン・オクロック・ジャンプ」 / カウント・ベイシー [1937年録音]
- 「コンファメーション」 / チャーリー・パーカー [1953年録音]
- 「アイ・ガット・リズム」 / ハンプトン・ホーズ [1955年録音]
- 「レッツ・クール・ワン」 / セロニアス・モンク [1958年録音]
- 「不思議の国のアリス(テイク2)」 / ビル・エヴァンス [1961年録音]
- 「テナー・マッドネス」 / ソニー・ロリンズ [1956年録音]
- 「ピース」 / オーネット・コールマン [1959年録音]
- 「夜は千の眼を持つ」 / ジョン・コルトレーン [1960年録音]
commmons: schola第二弾は、第一弾のJ.S.バッハの世界から一気に飛躍してジャズの世界へ。
奴隷制度を背景として、アメリカ新大陸で誕生・発展していったジャズ文化とは、何なのか?そのダイナミックな成り立ちを、世界地図を広げながら分かりやすく解き明かします。細野晴臣教授による沖縄音 楽論や、選者・山下洋輔氏の興味深いエピソードなど、Jazzの世界がより楽しく感じられるこぼれ話も満載。
前編
【8分27秒】
2009/05/01
1.イントロダクション ~J.S.バッハからJazzの世界へ~
2.Jazzの成り立ち ~Jazzとは何か~
後 編
【3分35秒】
2009/05/20
1.選者・山下洋輔氏 ~本書について~
・教授による即興演奏
・セシル・テイラーにまつわるエピソード
・山下氏が考えるJazzとは?