コモンズ:スコラ、シリーズ第6巻は、クラシック第4弾となる「古典派(The Classical Style)」。
2010年4月からテレビ放送(NHK教育)もはじまり益々話題を集めているcommmons: schola、シリーズ第6巻は、クラシック第4弾となる「古典派(The Classical Style)」。
今回扱う作曲家はモーツァルト、ハイドン、C.P.E.バッハ(J.S.バッハの息子)他。
バロック音楽とロマン派をつなぐ音楽史上もっとも重要な時代のひとつ「古典派」について、坂本龍一が独自の観点から編み直し、クラシック音楽入門者/愛好家をとわず魅力的な視座を提示します。
テーマとなる時期が長大であることから、これまでの巻では1巻につき一人の執筆家によって書かれてきたアルバム解説を、今回は専門性の高い複数の執筆家が担当することも魅力のひとつ。
従来の音楽書籍であればそれぞれ一冊を要する大作曲家モーツァルトやハイドンの名演を中心に、現代までつながるクラシック音楽の礎を一冊に収めました。
- 「ソナタ ハ短調 Wq 65/31 (H 121) 第1楽章」 / C.P.E.バッハ
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ) [1998年録音] - 「オルフェオとエウリディーチェ 第2幕 第2場 バレエ “精霊の踊り”」 / グルック
リッカルド・ムーティ指揮フィルハーモニア管弦楽団 [1981年録音] - 「弦楽四重奏曲 ハ長調 Op. 76 No. 3 “皇帝” 第2楽章」 / ハイドン
コダーイ・クヮルテット[1989年録音] - 「交響曲 第96番 ニ長調 “奇蹟” 第4楽章」 / ハイドン
ニコラウス・アーノンクール指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 [1990、1992年録音] - 「ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i) “トルコ行進曲”第3楽章」 / モーツァルト
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ)[2004年録音] - 「 ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 第1楽章」 / モーツァルト
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、クラウディオ・アバド指揮ロンドン交響楽団 [1981年録音] - 「弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516 0第1楽章」 / モーツァルト
ヨゼフ・スーク(ヴィオラ)、スメタナ四重奏団 [1976年録音] - 「交響曲 第41番 ハ長調 K.551 “ジュピター” 第4楽章」 / モーツァルト
ニコラウス・アーノンクール指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 [1982年録音] - 「クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581 第2楽章」 / モーツァルト
レオポルト・ウラッハ(クラリネット)、ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団 [1951年録音] - 「コジ・ファン・トゥッテ K.588 第1幕 第11景 (六重唱)」 / モーツァルト
カール・ベーム指揮フィルハーモニア管弦楽団&合唱団
エリーザベト・シュヴァルツコップ、クリスタ・ルートヴィヒ 他 [1962年録音] - 「レクイエム ニ短調 K.626 0Ⅰ. イントロイトゥス: レクイエム」 / モーツァルト
ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス 他 [1981年録音]
commmons: schola vol.6
Ryuichi Sakamoto Selections:
The Classical Style
¥ 8,500(税別) [CDアルバム] 2010/09/22発売
商品を購入するcommmons: schola第6弾で取り上げるテーマは、クラシック音楽の重要なポイントのひとつ「古典派」。音楽の父・バッハが確立した「音楽形式」を引き継ぎ、発展させた作曲家たちにスポットを当てます。今回の講義では、坂本龍一が自ら年表を描き、古典派の中心的な人物…バッハの息子たち、グルック、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンらの生きた時代を解説します。歴史的背景や知られざる逸話など、目からウロコのトピックが次々と飛び出す充実の講義をお楽しみください。
前 編
【17分10秒】
2010/10/01
1.これまでのcommmons: schola
・これまでのcommmons: schola
・今回のテーマ「古典派」
・古典派の代表的な作曲家
・古典派の特徴とその時代背景
後 編
【16分05秒】
2010/10/22
1.古典派の特徴と時代背景2
2.楽曲解説
・C.P.E. バッハ
「ソナタ ハ短調 Wq 65/31(H121) 第1楽章 アレグロ“アッサイ” マ・ポンポーソ」
・グルック
「オルフェオとエウリディーチェ バレエ“精霊の踊り”」
・ハイドン
「弦楽四重奏 ハ長調 Op.76 No.3, “皇帝” 第2楽章 ポコ”アダージョ、カンタービレ」
・ハイドン
「交響曲 第96番 二長調 ”奇蹟” 第4楽章 フィナーレ、ヴィヴァーチェ”アッサイ」
・モーツァルト
「レクイエム 二短調 K.626 I. イントロイトゥス” ムジクス」