コモンズ:スコラ、シリーズ第13巻のテーマは、『電子音楽(Electronic Music)』。
ドイツの電子音楽<エレクトロニッシュ・ムジーク>、フランスのミュジック・コンクレートなど様々な表現形式を通して瞬く間に世界を席巻した新しい響き。
坂本龍一・小沼純一・三輪眞弘・川崎弘二が厳選作品を収めたCD、独自の切り口が飛び交う座談会・解説を掲載した豪華ブックレットで”音楽とテクノロジー”の魅力に迫る。
■制作者クレジット
総合監修・選曲・執筆: 坂本龍一
選曲補・執筆: 小沼純一/三輪眞弘/川崎弘二
編集:後藤繁雄/門松宏明
アート・ディレクション:中島英樹
- カールハインツ・シュトックハウゼン / 習作II(1954)
制作:NWDR - ピエール・ブーレーズ / エチュードI(1952)
制作:Groupe de Musique Concrete, Club d’Essai - リュック・フェラーリ / 偶発音のエチュード(1958)
制作:音楽研究グループ - ヤニス・クセナキス / アナロジック A+B ~9弦楽器とテープのための(1958-59)
演奏:ヨハネス・カリツケ指揮 アンサンブル・レゾナンス
制作:Groupe de Recherches Musicales (テープ) - ジョン・ケージ / カートリッジ・ミュージック(1960)
演奏:ジョン・ケージ、デイヴィッド・テュードア(パフォーマンス) - スティーヴ・ライヒ / イッツ・ゴナ・レイン パート1(1965)
- 湯浅譲二 / ホワイト・ノイズによる「イコン」(1967)
制作: NHK電子音楽スタジオ - ルイジ・ノーノ / ピエールに。青い沈黙、不穏 ~バス・フルート、コントラバス・クラリネットとライブ・エレクトロニクスのための(1985)
演奏:ロベルト・ファブリチアーニ(フルート)、エルネスト・モリナーリ(クラリネット)
制作:Experimentalstudio des SWR - クラーレンス・バルロ / ナイルの1月 ~エレクトロニック・リアリゼーション版(1981-84/96)
commmons: schola vol.13
Ryuichi Sakamoto Selections:
Electronic Music
¥ 8,500(税別) [CDアルバム] 2014/1/29発売
商品を購入するcommmons: schola第13弾は、「電子音楽」。
様々な表現形式を通して瞬く間に世界を席巻した新しい響き。
坂本龍一・小沼純一・三輪眞弘・川崎弘二が独自の切り口で、“音楽とテクノロジー”の魅力に迫ります。
【4分49秒】
2014/01/30
1. 「電子音楽」の定義
2. カラヤン「アダージョ」
3. 電子音楽のルーツ
4. シェフェールとは誰か
5. 録楽の肝
『CDジャーナル』(2014年2月号)で紹介記事をご掲載いただきました。