コモンズ:スコラ、シリーズ第12巻のテーマは、『20世紀の音楽 I (Music of the 20th century I )』。
今作は「20世紀の音楽」と題されるシリーズの第1弾。20世紀前半の革新的な作曲家や作品、そして現代へ深い影響を残す重要な音楽的事象を扱います。
坂本龍一・浅田彰・小沼純一・岡田暁生による様々な観点が飛び交う座談会、収録作品に造詣の深い専門家陣による解説文を通して、スコラならではの20世紀音楽を紹介します。
■制作者クレジット
総合監修・選曲・執筆: 坂本龍一
選曲補・執筆: 浅田彰/小沼純一/岡田暁生
編集:後藤繁雄/門松宏明
アート・ディレクション:中島英樹
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●アーノルト・シェーンベルク作曲
- 6つのピアノ小品作品19 ~ 第1曲軽く、柔らかく / 内田光子
- 管弦楽のための変奏曲作品31 ~ 導入部中庸に、静かに / ピエール・ブーレーズ指揮BBC交響楽団
- オルガン・ソナタ(二つの断章)~ モルト・モデラート / ハンス=ウーラ・エリクソン ●アントン・ヴェーベルン作曲
- きわめて静かに、そして繊細に
- 速く、そして繊細に揺れ動いて
- きわめて遅く、そしてきわめて静かに
- しなやかに、きわめて繊細に
- きわめてしなやかに ピアノとチェロのための三つの小品作品11 /
- 中庸な速度で
- 非常に活気づいて
- きわめて静かに ●アルバン・ベルク作曲
- 《ルル》組曲~ 第5曲アダージョ・ソステナート / ジュディス・ブレゲン、ピエール・ブーレーズ指揮ニューヨーク・フィルハーモニック ●ハンス・アイスラー作曲
- 二重奏曲作品7 ~ 第1楽章テンポ・ディ・ミヌエット / ルドルフ・ウルブリヒ、クレメンス・ディルナー ●クルト・ヴァイル作曲
- 三文オペラ第2幕~ セックスの虜のバラード / ロッテ・レーニャ、ヴィルヘルム・ブリュックナー=リュッケベルク指揮自由ベルリン放送協会 ●イーゴリ・ストラヴィンスキー作曲
- 春の祭典第2部いけにえ~ いけにえの踊り / ピエール・ブーレーズ指揮クリーヴランド管弦楽団
- 詩篇交響曲~ 第1楽章主よ、わが祈りを聞きたまえ / ピエール・ブーレーズ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ジグルト・ブラウンズ指揮ベルリン放送合唱団 ●エドガー・ヴァレーズ作曲
- イオニザシオン / リッカルド・シャイー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 ●カロル・シマノフスキ作曲
- 神話-三つの詩作品30 ~ 第1曲アレトゥーザの泉 / イダ・ヘンデル、ヴラディーミル・アシュケナージ ●バルトーク・ベーラ作曲
- ルーマニア民俗舞曲 / バルトーク・ベーラ
- 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽SZ 106 ~ 第1楽章アンダンテ・トランクィッロ / ミヒャエル・ギーレン指揮バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団 ●コダーイ・ゾルターン作曲
- ヴァイオリンとチェロのためのデュオ作品7 ~ 第1楽章アレグロ・セリオーソ、ノン・トロッポ / ジャン=ジャック・カントロフ、藤原真理 ●フランシス・プーランク作曲
- 人間の顔~ 第1曲この世のすべての春のうちで / エリック・エリクソン指揮オランダ室内合唱団 ●オリヴィエ・メシアン作曲
- 美しき水の祭典~ 第1曲最初の打ち上げ花火 / モントリオール・オンド・マルトノ・アンサンブル、ジャン・ロランドー、ルイーズ・ラロース
- 世の終わりのための四重奏曲~ 第1 曲 水晶の典礼 / タッシ
管弦楽のための五つの小品作品10 /
ピエール・ブーレーズ指揮ロンドン交響楽団
グレゴール・ピアティゴルスキー、チャールズ・ローゼン
commmons: schola vol.12
Ryuichi Sakamoto Selections:
Music of the 20th century I
¥ 8,500(税別) [CDアルバム] 2013/6/26発売
商品を購入するcommmons: schola第12弾は、「20世紀の音楽Ⅰ」。
20世紀前半の革新的な作曲家や作品、そして現代へ深い影響を残す重要な音楽的事象を坂本龍一・浅田彰・小沼純一・岡田暁生が様々な観点から紹介します。
【3分23秒】
2013/10/18
1. ストラヴィンスキー《春の祭典》 / 「ブラスの解放」
2. ストラヴィンスキー《タンゴ》
3. ベルク《ルル》 / 「映画を連想させる音楽」