坂本龍一完全監修による「音楽の学校」、音楽全集“commmons: schola”シリーズ。
第3巻は、Debussy(ドビュッシー)。
「人生でもっとも影響を受けた音楽家」と坂本龍一が語るドビュッシーをテーマに、ドビュッシー自身によるピアノ演奏が3曲、坂本龍一が中学2年で衝撃を受けたブタペスト弦楽四重奏団による演奏を含む音源13曲。
坂本龍一のドビュッシーとの出会いという貴重なエピソードをあますところなく鼎談に収録した、音楽ファン必携の作品です。
- 「忘れられた小唄~巷に雨の降るごとく」
- クロード・ドビュッシー(ピアノ)、メアリー・ガーデン(ソプラノ) [1904年録音]
- 「弦楽四重奏曲 ト短調 作品10~第1楽章 活気をもって、きわめて決然と」
ブダペスト弦楽四重奏団 - 「牧神の午後への前奏曲」
ピエール・ブーレーズ指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[1966年録音] - 「夜想曲~第1楽章 雲」
ピエール・ブーレーズ指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[1968年録音] - 「海~第2楽章 波の戯れ」
ピエール・ブーレーズ指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団[1966年録音] - 「映像 第1集~第1曲 水に映る影」
アルトゥーロ・ベネデッディ・ミケランジェリ(ピアノ)[1971年録音] - 「映像 第2集~第2曲 荒れた寺にかかる月」
アルトゥーロ・ベネデッディ・ミケランジェリ(ピアノ)[1971年録音] - 「子供の領分~第1曲 グラドゥス・アド・パルナッスム博士」 クロード・ドビュッシー(ピアノ)[1913年録音]
- 「前奏曲集 第1巻~第11曲 パックの踊り」
クロード・ドビュッシー(ピアノ)[1913年録音] - 「聖セバスチャンの殉教~第1幕 百合の園」
ジェイムズ・コンロン指揮ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団[1985年録音] - 「前奏曲集 第2巻~第1曲 霧」
アルトゥーロ・ベネデッディ・ミケランジェリ(ピアノ)[1988年録音] - 「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ~第1楽章」
リリー・ラスキーヌ(ハープ)、ジャン=ピエール・ランパル(フルート)、 ピエール・パスキエ(ヴィオラ)[1962年録音] - 「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ~第1楽章」
ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)、ジャック・ルヴィエ(ピアノ)[1987年録音]
commmons: schola vol.3
Ryuichi Sakamoto Selections:
Debussy
¥ 8,500(税別) [CDアルバム] 2009/09/02発売
商品を購入するcommmons: schola第三弾は、印象派音楽を代表する作曲家、ドビュッシーにフォーカス。 自らもドビュッシーの音楽に多大な影響を受けたと公言する坂本龍一名誉教授が、時代背景や東洋との出逢いを通して、まったく新しい音楽を確立していったド ビュッシーの魅力をアツく丁寧に解説します。ベートーベン音楽との意外な関係も必見。
前編
【12分51秒】
2009/09/01
1.イントロダクション ~ドビュッシーが生まれた時代~
・その頃、日本は
・印象派音楽の時代
・日本文化との関わり
2.楽曲解説(1) ~作曲の系譜をたどる~
・「牧神の午後への前奏曲」(教授による即興演奏あり)
・ベートーベン音楽との違い
後 編
【3分35秒】
2009/10/08
1.楽曲解説(2) ~作曲の系譜をたどる~
・教授による即興演奏
・セシル・テイラーにまつわるエピソード
・山下氏が考えるJazzとは?2.まとめ ~後世に与えた影響と晩年~
・“20世紀音楽の父”と言われる理由
・パリ万博と東洋文化との出逢い
・ドビュッシー音楽から影響を受けた人々たち
・“3つのソナタ”と第一次世界大戦