コモンズ:スコラ、シリーズ第7巻は、クラシック第5弾となる「ベートーヴェン(Beethoven)」。
激動のヨーロッパ革命期に生まれ、19世紀の幕開けを告げたベートーヴェン。かつて権威の象徴として「楽聖」と謳われた作曲家の現代的な魅力が、坂本龍一により編まれた珠玉の名演奏(CD)[※1]と豪華解説ブックレット[※2]を通して明らかになる。
[※1]グレン・グールド、ウィルヘルム・バックハウス、ヴァレリー・アファナシエフによるピアノ演奏、ブーレーズによる交響曲「運命」、フルトヴェングラーによる通称「バイロイトの第九」他を収録。
[※2]浅田彰・小沼純一とともに京都「春秋座」で行われた公開講座(2010年7月)の内容を織り込んだ鼎談、
宮澤淳一・満津岡信育・片桐卓也・相場ひろ・舩木篤也・那須田務による収録曲解説、他を掲載。
総合監修・選曲・執筆: 坂本龍一 選曲補・執筆: 浅田彰/小沼純一 編集: 後藤繁雄/門松宏明 アート・ディレクション: 中島英樹
- ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品2の1 ~第1楽章 アレグロ /
グレン・グールド(ピアノ)[1974年録音] - ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品 53 “ワルトシュタイン” ~第1楽章
アレグロ・コン・ブリオ / ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) [1959年録音] - 交響曲 第5番 ハ短調 作品 67 “運命” ~第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
/ ピエール・ブーレーズ指揮 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
[1968年録音] - 交響曲 第7番 イ短調 作品 92 ~第2楽章 アレグレット / ウィルヘルム・
フルトヴェングラー指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
[1943年録音] - ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品 109 ~第1楽章 ヴィヴァーチェ・マ・
ノン・トロッポ / ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)[2003年録音] - 交響曲 第9番 ニ短調 作品 125 “合唱” ~第4楽章 プレスト~アレグロ・
アッサイ~アンダンテ・マエストーソ / エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ)、エリザベート・ヘンゲン(アルト)、 ハンス・ホップ(テノール)、オットー・エーデルマン(バス)、ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
バイロイト祝祭管弦楽団 バイロイト祝祭合唱団[1951年録音] - 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132 ~第3楽章 モルト・
アダージョ(病癒えた者の神に対する聖なる感謝の歌。リディア旋法による)
/ アルバン・ベルク四重奏団[1983年録音]
commmons: schola vol.7
Ryuichi Sakamoto Selections:
Beethoven
¥ 8,500(税別) [CDアルバム] 2010/12/22発売
商品を購入するcommmons: schola第7弾は、ベートーヴェンを取り上げます。
クラシック音楽史上極めて偉大な作曲家であり、古典派音楽の集大成かつロマン派音楽の先駆けとされているベートーヴェン。その雄大な楽曲が生み出された背景を、坂本名誉教授が歴史や理論、そして実際の演奏から分かりやすく読み解きます。後半では、収録曲であるピアノ・ソナタや交響曲の名演を聴き比べながら、その魅力に迫ります。
前 編
【18分17秒】
2011/02/18
1. 今回のテーマ「Beethoven」
2. Beethovenの音楽について
3. Beethovenの音楽が生まれた時代背景とアーティスト達の特性
後 編
【25分13秒】
2011/03/03
1.楽曲解説
・ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品2の1 ~第1楽章 アレグロ
演奏者名: グレン・グールド(ピアノ)
・ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 “ワルトシュタイン” ~第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
演奏者名:ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
・交響曲 第5番 ハ短調 作品67 “運命” ~第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
演奏者名: ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
指揮:ピエール・ブーレーズ
・ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109 ~第1楽章 ヴィヴァーチェ・マ・ノン・トロッポ
演奏者名:ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
・弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132 ~第3楽章 モルト・アダージョ(病癒えた者の神に対する聖なる感謝の歌。リディア旋法による)
演奏者名: アルバン・ベルク四重奏団
2.次号のcommmons: scholaは...